ホーム >  法人概要  > 理事長ご挨拶

理事長ご挨拶

2018年HP理事長挨拶

社会福祉法人として15年の歩み

デンマーク牧場福祉会は、2003年に社会福祉法人となって15年が経過しました。最初は、特別養護老人ホーム「ディアコニア」を経営する一法人一事業でしたが、2007年に児童養護施設「まきばの家」、精神科診療所「こひつじ診療所」ができ、現在は六つの事業を行う法人となりました。

「デンマーク牧場」の名前の由来は、ノルウェー、スウェーデン、デンマークというスカンジナビアの国々のキリスト教伝道団体が、この地でデンマーク式の牧場と酪農学校、そして教会を建設したことによります。また、この地での福祉事業の取組は、フリースクールから始まり、35年の実績があります。しかし、フリースクールは無認可の事業であったため、利用者にも事業者にも厳しいものがあり、安定した事業実施が課題でした。そうした中、ルーテル教会東海教区の婦人会の方々の中に、高齢化社会を見据えて高齢者施設を建設して地域に仕えていきたいという願いが強くなっていきました。そして、いくつかの困難を乗り越えて、社会福祉法人設立となったのです。夢は膨らみ「デンマーク牧場を福祉村に」という「福祉村構想」も描かれています。

デンマーク牧場は、酪農を通して人を育て、キリスト教を伝えるという酪農学校から始まりました。牧場で共に働き、共に学び、共に生活するという精神は、現在も子供たちに生きる力を育む場として活用されています。入所している子供たちのためだけでなく、「教育農場」として地域の子供たちが学ぶ場としても生かされています。また、牛・羊・馬などに触れ合うことができる憩いの場としても多くの方に利用されています。

更に、私たちは、これまでの実績を見る中で、障がいのある人々にも牧場の仕事を通して生き生きと毎日を過ごしていただけるのではないかと考え、就労支援B型事業所開設を決めました。名称も「いぶき」として、2019年4月開設に向けて準備をしています。

デンマーク牧場では、緑の木々や美しい花々、そこに動物たちが生命(いのち)のいぶきを与えられ、自然豊かな中でたくましく生きています。そこに集う私たちも神様の新しいいぶきを与えられ、力を得てきました。新たに障がいのある方々を迎えることで、多様な方々との触れ合いができ、これまでにも増して充実した事業ができるのではなかと期待しています。

デンマーク牧場福祉会は、地域に無くてはならない法人をめざして事業を実施しています。2016年度末には牧場施設・設備を新しくしましたので、地域の方々に利用してもらいやすくなったと思います。牛・羊・馬などとの触れ合い、乳製品利用、牧場体験などができますので、お気軽にお出かけいただき、お楽しみください。
そして、何よりも、福祉会の行う事業について、ご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

写真:櫻井 隆

社会福祉法人 デンマーク牧場福祉会 理事長
櫻井 隆

 

ページの先頭へ