パンフレットホーム > 2014年
身体拘束委員会で行ったアンケート結果について
平成２６年１０月に利用者様のご家族にアンケートをお願いしました。その目的は、身体的拘束の他、言葉による拘束（スピーチロック）をどのように思われるのかを、施設として知りたいと考えたからです。寄せられたご意見を真摯に受け止め、今後も利用者様が安心して生活出来るように、支えていきたいと考えております。なお、アンケートは匿名記入で行いました。
| ご意見・苦情 | 対応・対策 |
|---|---|
| 暑い日・寒い日に応じた衣類を着せて欲しい。 | 季節の変わり目など気温の変化のある時があります。その日毎に利用者様個々に応じて変えていきます。 |
| 鼻や手に青あざが出来ていたことがありました。何も訴える事の出来ない母なので、不憫に思えます。 | 介護の際手が当たって内出血させてしまった事がありました。注意を払って介護し、アームカバーをして対策をしました。ご家族には謝罪をいたしました。 |
| 以前ノロウイルスが施設内で発生した時、家族への説明が遅かった。早く連絡してほしかった。 | 平成２４年１１月、１ユニットの利用者様が感染性胃腸炎になりました。対応に追われ、ご家族への連絡が遅くなりました。今後は先ずご家族へ連絡するよう注意していきます。 |
| 数年前面会に行った際、スリッパがベッドの奥にあって届かない状態だった。いじめをされていると思った。 | その当時の状況が解りませんが、ご家族にご心配をおかけし申し訳ありません。履物を正しい場所に置き、利用者様が履きやすいように注意してきます。 |
掲載日：2014年12月22日
よせられた苦情等への対応について
社会福祉法第82条の規定により、社会福祉法人デンマーク牧場福祉会は利用者等からの苦情に適切に対応し、その解決に努めていますが、2014年度第2四半期(2014年7月1日～9月30日)は、以下のとおりでしたので、公表いたします。
①苦情等の対応について（2014年4月～9月）
| 苦情等の内容 | 対応について |
|---|---|
| 4月 入居者ご家族 入居者のベストとネックウォーマーを施設が洗濯し、乾燥機にかけて縮んでしまった。昔、本人が編んだものなので、もう使えないと思うと悲しい。持参した時には職員に「汚れたら家族が持って帰るので、洗わないでください。」と伝えたはずなのに、申し送りができていなかったのか？ |
対応したユニットリーダーと生活相談員が謝罪をした。後日、面会時に施設長がご家族へ謝罪した。洗濯の委託業者には毛糸類は乾燥機にかけないように注意した。 |
| 6月 入居者ご家族 最近微熱が続いているのは、バルーンカテーテルの管が奥に入りすぎているのが原因ではないのか？主治医は尿路感染と言っているが、看護師のやり方の問題では？以前の看護師は奥まで入れすぎると痛がることを分かってやってくれていた。 |
バルーンカテーテル挿入時、ご本人が痛がっている様子は無い事をお伝えする。次回の回診時に主治医に相談する旨を伝え、主治医の見解を電話で報告させていただく事を約束しご家族へ連絡し納得された。 |
| 6月 入居者 夕食時、職員さんが暴れていた方を叩いていた。それを見てしまったので、どうして良いか分からず、食事も喉を通らない |
施設長がご本人とお話し「叩いた」という言葉は聞かれなかったが、不安にさせてしまった事を謝罪する。後日、施設長が当該職員と面談し、事実確認をする。「内服していただこうとしたら、入居者様が不穏になったため、肩を軽く叩いてなだめた。」との事だった。誤解されやすい行動をとらないように当該職員を注意した。 |
| 6月 入居者ご家族 面会に行った際、車いすに鈴がついていた。何の目的があって付けているのか？目的があるとしたら別の方法で対応できないのか？ |
帰宅願望が強く、ユニットから出て玄関に行かれる事が続いていたため所在確認の為に付けていた事を説明する。ユニット会議で別の対策を検討し、その結果を後日施設長から報告し納得された。 |
| 6月 入居申込家族 先日家に介護保険証再提出の依頼という便りが届いた。申込みから１年以上経つのに、全く連絡も無かった。今になって、急に手紙で新しい介護保険証の写しを送ることや、提出しなければ除名すると書いてあり、おかしいと思う。施設の一方的な判断ではないのか？ |
対応した職員が謝罪した。施設長からの連絡を希望されたため、施設長に内容を報告し、後日施設長からご家族へ連絡し謝罪した。 |
| 8月 入居者ご家族 先日面会に行った時、母が「朝、知らない男の人がいきなり部屋に入ってきて、いきなり『起きて！』と言われた。とてもびっくりした。」と言っていた。母は頭がしっかりしている方なので反論できるから良いが、認知症の方などに対し、そのように雑な対応をされる職員さんがいる事は残念です。 |
対応した職員が謝罪した。後日施設のユニットリーダー会議で、各ユニットでケアや接し方を振り返り対応した。 |
| 9月 入居者ご家族 栄養ケア計画書の見方が分かりにくく、内容も抽象的だと指摘があった。また、栄養士が言っている事とユニット職員の言っている事が違い戸惑うことがある。 |
栄養ケア計画書を分かりやすく変更すること並びに栄養士とユニット職員がしっかり情報共有し、話の違いを無くす事を伝えた。後日、施設長から謝罪し納得された。 |
| 9月 入居者ご家族 先日、病院を受診した際、薬を処方されたが、施設にもどってきたらその薬を主治医の判断で中断されてしまった。家族としては心配なので継続して処方して貰いたいことを、回診時に主治医に直接お願いしたが、処方されなかった。主治医の経験から、必要ないと判断されたことは分かってはいるが、家族の意見は尊重して貰えないのか？ |
施設長より主治医へ連絡し、ご家族の気持ちを伝え処方を依頼した。処方してくださる事となり、改めて施設長がご家族にお会いし報告と謝罪をした。 |
| 児童養護施設 まきばの家 | 自立援助ホーム こどもの家 | 精神科診療所 こひつじ診療所 |
|---|---|---|
| 特にありません。 | 特にありません。 | 特にありません。 |
②事故報告（2014年4月～9月） 袋井市報告分
| 特別養護老人ホーム ディアコニア |
|---|
| 亜脱臼1件、骨折2件 |
掲載日：2014年10月14日
オータムフェア開催のお知らせ
「デンマーク牧場 オータムフェア」を開催致します。
- 日時：2014年10月19日(日)10:00～15:00
入場無料
※但し牧場体験は有料です
～いのちを育む牧場体験～
・乳しぼり体験・乗馬体験・バター作り体験…など
掲載日：2014年9月17日
公開講演会「幸せな人間関係をめざして」のお知らせ
10月11日に、日本キリスト者医科連盟（JCMA）静岡部会と共催して、講演会を開きます。
講師は白井幸子さんです。白井さんは、臨床心理士としてルーテル学院大学にて教鞭をとられてきました。
豊富な臨床経験をもたれる傍ら、心理療法についてわかりすい著書を記され、講演活動も多くされてきました。
あわせて、白井さんの夫、小児科医師である白井徳満さんにも参加して頂きます。白井徳満さんは日本キリスト者医科連盟（JCMA）の会員であり、私がまだ被虐待児にほとんど接していない頃から、医療・社会的養護が必要な東京都の子どもたちに千葉県にある施設で関わられました。
また、「死生学」についても、お二人は関心をもたれてきました。
白井幸子さんの講演を伺い、白井さんご夫妻との交わりを通して、自分自身の問題を知りつつ、出会う方々とのよき関わり、交わり方について学びあいたいと願っています。どうぞ皆様、お誘いの上ご参加下さい。
- 日時： 2014年10月11日（土）午後1時半より4時頃まで
- 場所： デンマーク牧場 まきばの家
- 内容：
- 講演会 「幸せな人間関係をめざして －交流分析の視点より－」
白井 幸子 氏（ルーテル学院大学名誉教授・臨床心理士） - 懇談会
- 講演会 「幸せな人間関係をめざして －交流分析の視点より－」
白井幸子さんのプロフィール
1963年 青山学院大学文学部英米文学科卒業後、フルブライト交換留学生として渡米。
1965年 アンドヴァ―・ニュートン神学校卒業(宗教教育学修士)。
1970年 エール大学神学部卒業（神学修士）。 ヴァージニア州立大学病院でチャップレンして働く。帰国後、東京いのちの電話主事、国立療養所多磨全生園カウンセラー、東京医科大学病院のカウンセラーを経て、
1999年4月から2014年3月まで、ルーテル学院大学臨床心理学科教授。
2014年4月より同大学名誉教授。
著書：死と闘う人々に学ぶ、交流分析を用いての試み(共著)（1982） 医学書院 看護にいかす交流分析(1983）医学書院、看護にいかすカウンセリング（1987）医学書院、臨床にいかす心理療法（2004）医学書院 他に、シュナイドマン、E.の訳書（白井徳満氏と共訳）など。
まきぼの家 施設長 松田 正幸
ディアコニア 施設長 金高 美江子
掲載日：2014年8月25日
ディアコニア夏祭り2014の開催
「ディアコニア夏祭り2014」を開催します。
- 日時： 平成26年7月19日(土)
- 第1部： 14:00～16:00 催し物・バザー・抽選会
- 第2部： 18:30～19:30 花火・ちょうちん祭り
掲載日：2014年6月23日
特別養護老人ホーム ディアコニアでブラストチラーと真空包装機を入替えました
小川忠孝老人福祉基金の助成により、厨房にあるブラストチラーと真空包装機の入替えが完了しました。ありがとうございました。
施設では、真空調理を採用しています。真空調理を利用すると、素材が柔らかくすることができます。調理加熱後、急速冷却することにより食中毒の危険性を減らすことや、上記の真空調理のためブラストチラーを使用し冷却しています。これらは施設開設当初から実施していましたが機器が老朽化したこともあり入替えを行いました。これにより、入居者の皆さんにおいしい食事をいつも提供できるようになりました。
掲載日：2014年6月2日
5月17日 11周年記念感謝会を開催しました。
5月17日（土）に11周年記念感謝会を開催しました。
今回は、4名の職員からの職場実践報告があり、日頃感じていることなどを報告してもらいました。
その後、表彰規程に従い、永年勤続10年の方4名の表彰がありました。
短い時間でしたが、法人の設立の経緯などの研修も含め、良い時を過ごしました。
感謝会の出席者
掲載日：2014年5月26日
2014年度事業計画が評議員会・理事会で承認されました。
2014年度事業計画が、3月31日（月）開催の評議員会・理事会で承認されました。
>>2014年度 ディアコニア 事業計画（PDF：155KB）
>>2014年度 児童養護施設 まきばの家 事業計画（PDF：249KB）
>>2014年度 自立援助ホームこどもの家 事業計画（PDF：164KB）
>>2014年度 就業支援事業所しあんくれーる 事業計画（PDF：106KB）
>>2014年度 こひつじ診療所 事業計画（PDF：190KB）
>>2014年度 法人事務局 事業計画（PDF：150KB）
掲載日：2014年4月22日
ゴールデンウィークの特別営業
ゴールデンウィークはデンマーク牧場へ
- 営業時間:
- 10時～16時
- 営業日:
- 2014年4月26日（土）～4月29日（火）
2014年5月3日（土）～5月6日（火）
掲載日：2014年4月14日
公開講演会「生きる喜びをわかちあうために」のお知らせ
2014年5月24日に、日本キリスト者医科連盟（JCMA）静岡部会と共催して、講演会を開きます。
今年も多くの小羊が生れ、桜が咲き、新緑をこれから迎えようとしています。
デンマーク牧場内にある、特別養護老人ホーム「ディアコニア」が12年めに、児童養護施設「まきばの家」と「こひつじ診療所」は、はやいもので7年経過しました。これまでのお支えを感謝いたします。
今回は、35年の長きにわたって、日雇いの街、大阪「釜ヶ崎」にて、ケースワーク活動をしてこられた、入佐明美さんをお招きして、お話を伺います。ミヒャエル・エンデの「モモ」のように出会うお一人お一人に耳を傾け、交わりを深めてこられた方です。具体的に釜ヶ崎にて野宿を強いられている高齢者や病気で働けなくなった人々に、アパ―ト代を立て替え、部屋で暮らしながら生活保護を受けることができるようにと支援してきました。
入佐さんには、2006年と2009年にもデンマーク牧場にて講演して頂き、今回3回めとなります。
弱く小さくされている方々とどのようにして喜びをわかちあうことができるのか、釜ヶ崎の最近の様子を伺い、ますます混迷を深めている状況の中で、私たちが歩むべき道をも学び合いたいと願っています。
「釜ヶ崎」へは、デンマーク牧場「こどもの家」「まきばの家」の子ども、スタッフたちが、毎年1回訪ねさせて頂いています。
どうぞご参加下さい。若い友人たちに、お誘いくだされば幸いです。
- 日時： 2014年5月24日（土）午後1時半より4時頃まで
- 場所： デンマーク牧場 まきばの家
- 内容：
- 講演会 「生きる喜びをわかちあうために」
入佐 明美 氏（ボランティア・ケースワーカー） - 懇談会
- 講演会 「生きる喜びをわかちあうために」
まきぼの家 施設長 松田 正幸
ディアコニア 施設長 金高 美江子
掲載日：2014年4月1日
